年内は”好き”な “得意”な分野に集中しよう
ほとんどの医療系国家試験は2月中旬から3月にかけて行われます
そんな中で年の瀬である12月中旬から年末にかけては
モチベーションを下げないことが何よりも重要です
※無理に上げることはありません、下げてはいけないんです
模試も回数を重ねて、なかなか点数に伸び悩む時期かと思います
でも、ここで不安になる必要はありません!!
・点数に伸び悩んで、何をやっていいかわからない
・本当に本番で合格点届くのか…?
・どうしても眠くなる
・やる気が出ない
これらは全て、国試合格者も経験していることです
誰もが通る道ですし、不安になっても仕方ないことなのです
得意な分野の勉強を継続しましょう
大事なのは反復と継続
とにかく問題を繰り返し解いて
問題を解説できるようにして
あらゆるパターンの問題に対応する
学校の先生から口が酸っぱくなるほど言われていることだと思います
そんな事はわかっているんだ、と
できたら順調にやってるわ、と
筆者もそれを思っていたんです
じゃあ続けるにはどうすればいいのか、と
筆者の考え方を今回は皆さんにお伝えします
この考え方に合わないなーという人は無理に実行することはありません
でも何らかの方法でやらなければいけないのは事実です
以下に筆者が上手く勉強を継続できたコツを箇条書きにします!
- 自分の好きな・得意な分野なら継続できた
- 得意分野は最低3つ作った
- 言葉を暗記するだけの部分は年明けから
- 暗記用の暗記カード(英単語帳のようなもの)だけ年明け前に作った
- 勉強法はひたすら国試過去問を解くだけ
- 過去問を解く=選択肢にメモを書き込むこと
項目ごとのポイントをまとめますので
参考にしてみてください!
毎日継続するのは得意分野(分野は最低3つ)
筆者の得意とした分野は
- 微生物系
- 生化学系
- 生理学系
この3つは勉強していて結構おもしろいな~と思っていた分野です
(※筆者はリハビリ系職ではありません、リハ系の人は
それぞれのメインとなる運動学・解剖学など、専門分野を入れていくのが良いでしょう)
毎日この分野のどれかは必ず勉強メニューに入れていました
例えば1週間の予定にこの3つを毎日できるよう組み込みます
※あくまで一例です
※大事なのは具体的に予定を書き出すこと
- 月:微生物(月曜日は疲れるから1、2分野だけ)
- 火:生化学 ・やる気分になる分野
- 水:微生物 ・やる気分になる分野
- 木:生理学 ・やる気分になる分野
- 金:生化学 ・ 苦手分野も少しやる
- 土:微生物・生理学・苦手分野も少しやる
- 日:生化学・生理学・第○○回の国試を一通り解く
このように、得意分野から3つを曜日に組み込み、
あとの分野はざっくりやろうかな~というところをやります
苦手分野から逃げるのはあまりよくはないので
10問だけやってみる、とか
具体的にこれだけやって終わり!
というゴール設定をすると、少し苦しくても取り組むことができます
日曜日には
第○○回の国試を一通り解く
というのがあります
これは実際に国試の過去問を1から解きましょう
おそらくこれだけで3~4時間はかかりますが、
土日のどちらかにこれを週1回行うだけで
絶大な反復効果を発揮します
実際の国試問題を模試感覚で1から全てやる
これをやると、週に1回は
国家試験分野を全て勉強した
という実績を作ることができます
これをやっている人はそう多くありません
12月から始めれば過去10回分は解くことができます
間違った問題は印をつけて、あとで見直せるようにするのがポイントです
完全な暗記モードは年明けから、準備は明け前にしておく
国試勉強に必要な知識について
ただただ、言葉を覚えなければいけない暗記ものも少なくありません
例えば、
- 脳神経(Ⅰ~Ⅻ)の名前
- ホルモンの分泌場所
- 細菌の学名と日本語名など
これらは短期的に集中して暗記したほうが時間高率が良いと考えます
すなわち、年が明けてから1~2週間、集中して覚えること
暗記ものに関しては、短期記憶で詰め込むことは有効です
※病気の状態や、機序についての説明などは理論で理解しなければいけないです
そのため、暗記作業は年明けから集中的に行うことをおすすめします
ただし、そのための準備は必要です
暗記するために必要な項目は書き出しておくこと
つまり
何を暗記するかは予め決めておくこと
それらはノートに語呂合わせをまとめたり
英単語カードのようなものを作成したり
これらは単純な作業であるため、勉強に疲れてきたら
こういったものを作成するというのも一つの手ですね
勉強法は国試問題を分野ごとに解いて、週に1度は全分野通して
やっぱりなんと言っても国試の過去問を解くことです
こちらの記事でも書いていますが
国家試験で覚える内容が数年でガラっと変わることはありません
ですから、やっぱり過去問を解いていれば
必ず似たような問題に行き着くのです
過去問を解くというのは問題の答え合わせをしていくことではありません
過去問を解くというのは
問題の意味と選択肢を理解するということです
そのために必要なのは
書き込みです
もう12月に入れば国家試験問題集をもったいぶって使う必要はありません
どんどん、知識を書き込んでいきましょう
結論:コツコツ積み重ねる
本当に、当たり前の結論になってしまって申し訳ないですが
コツコツ続けることしかありません
そのために、少しでもやりやすくするために、
まずは得意分野から伸ばしていきましょう
国家試験取得のために全て書いていきたいと思っています
この方法は使えるな、この記事はまぁわかりやすいな
そう思ったものだけ役立ててもらえればと思います!
これからもよろしくお願いします。
そして、絶対国試合格目指しましょう!
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