【内分泌・ホルモン】看護師 Ns国試 問題つめあわせ

ホルモン

ホルモン問題実践編!

 

看護師を目指す人向けの練習問題です!

 

もちろん看護師でなくとも、基礎医学知識の腕試しとしてぜひやってみてください!

 

 

 

 

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わからない用語は必ずメモ!

 

 

 

ホルモンと分泌部位の組合せで正しいのはどれか

  1. サイロキシンー副甲状腺
  2. コルチゾールー副腎髄質
  3. バゾプレシンー副腎皮質
  4. プロラクチンー下垂体前葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.サイロキシンー甲状腺

サイロキシン(チロキシン)は甲状腺ホルモンですね

 

 

 

2.コルチゾールー副腎髄質

コルチゾール副腎皮質 

副腎髄質ホルモンは

アドレナリン、ドーパミンなどのカテコラミンです!

  

 

 

 

 

 

 

3.バゾプレシンー副腎皮質下垂体後葉

バゾプレシンとオキシトシンは

下垂体後葉から分泌です

 

 

4.プロラクチンー下垂体前葉

これが正解の選択肢

ちなみに下垂体前葉のホルモンは

  • ○○刺激ホルモン
  • 成長ホルモン
  • 黄体形成ホルモン
  • プロラクチン

 

 

 

 

 

刺激と抑制されるホルモンとの組合せで正しいのはどれか

  1. 【刺激】血中カルシウム低下 ─[抑制]パラソルモン
  2. 【刺激】 循環血液量減少 ─ [抑制] レニン
  3. 【刺激】 ストレス負荷 ─ [抑制] アドレナリン
  4. 【刺激】 サイロキシン増加 ─ [抑制] 甲状腺刺激ホルモン

 

 

 

 

これは「左の出来事があった時」に

「右のホルモンは抑制されるのか」

を考えていけばよいわけです

 

 

 

 

 

 

 

  1. 【刺激】血中カルシウム低下 ─[抑制増加]パラソルモン

パラソルモン(パラトルモン)は

副甲状腺(上皮小体)のホルモン!

そして役割は、血中カルシウムを上昇させる!

 

 つまり

血中カルシウムが低下すると

上昇させるために

パラソルモンは増加!

 

 

 

  

 

 

2.【刺激】 循環血液量減少 ─ [抑制増加]レニン

レニンは

  • 腎臓から分泌され
  • レニン→アンジオテンシン→アルドステロン に働く
  • 結果的に血圧を上昇、血流量を増やす作用

 

 

つまり、血液量が減ってきて血圧が下がってくると

腎臓がそれを感知し、レニンを増加させます!

 

 

レニン→アンジオテンシン→アルドステロン系は

重要度が高いのでしっかり覚えておきましょう

 

 

 

 

 

 

3.【刺激】 ストレス負荷 ─ [抑制増加] アドレナリン

ストレスがかかると人間は

戦いの状態(興奮・闘争状態)

 

すなわち

交感神経を優位にしようとしますね

 

そのためには、アドレナリンを増加させます

さらには、血糖増加、血圧増加のために

コルチゾールも増加する

 

 

ストレスがかかると

副腎髄質・皮質ホルモンの両方が増加するんですね

 

 

 

 

4.【刺激】 サイロキシン増加 ─ [抑制] 甲状腺刺激ホルモン

サイロキシンは甲状腺ホルモンで

 

下垂体前葉の甲状腺刺激ホルモンによって

 

分泌が促進されます

 

しかし、

サイロキシンが増加して時間が経ってくると

 

 

もういらないですよ~という信号を出します

これがネガティブフィードバックです

 

つまり

サイロキシンが増加すると、

甲状腺刺激ホルモンが抑制される

 

ということで正解になるわけです

 

 

 

 

抗利尿ホルモンADHについて正しいのはどれか

  1. 下垂体前葉から分泌される
  2. 尿細管における水分の再吸収を抑制する
  3. 血漿浸透圧によって分泌が調整される
  4. 飲酒によって分泌が増加する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.下垂体前葉後葉から分泌される

 抗利尿ホルモン=バゾプレシン

は下垂体後葉ホルモンであり

 

その役割は、尿量を出過ぎないよう減らすこと

 

 

 
2.尿細管における水分の再吸収を抑制促進する

尿量を減らすためには、尿細管で水分を再吸収してやります

 

 


3.血漿浸透圧によって分泌が調整される

血圧や血液の水分量は

血漿浸透圧(=血液の液体成分の濃さ)

によって調整されます

 

浸透圧が高ければ

→バゾプレシンを分泌し

→尿の量を減らして

→体内の水分を増やします

→結果的に血液は薄まり、浸透圧下がる

 

 

浸透圧が低ければ

→バゾプレシンを抑えて

→尿の量を増やし

→血液の水分を減らし

→結果的に、血液は濃縮され、浸透圧が上がります

 

 

 


4.飲酒によって分泌が増加する

さて、飲酒をするとどうなるでしょう

 

酔っぱらいのイラスト(男性会社員)

お酒を飲むとトイレが近くなりますよね!

つまりこれは尿の量が増えている

 

 

バゾプレシンは抑えられている

 

と考えるのが妥当です

 

ということで、

バゾプレシンは飲酒で分泌が抑制されます

 

 

 

 

ホルモンとその作用の組み合わせで正しいのはどれか

  1. バソプレシン ─ 尿量の増加
  2. コルチゾール ─ 血中カリウム値の上昇
  3. アンジオテンシンⅡ ─ 血管の拡張
  4. 成長ホルモン ─ 血糖値の上昇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.バソプレシン ─ 尿量の増加抑制

バゾプレシンは抗利尿ホルモン

利尿に対抗する=尿量を抑える

 

  

2.コルチゾール ─ 血中カリウム値の上昇低下

コルチゾール=副腎皮質の糖質コルチコイド

役割は血糖値・血圧の上昇がありますが

ナトリウムとカリウムの動きもチェックしておきましょう

 

コルチゾールとアルドステロン

どちらもNa上昇K低下 の方向に働きます

 

 わかりやすく表にまとめているので参考にしてください!

 

 

 

 

3.アンジオテンシンⅡ ─ 血管の拡張収縮

アンジオテンシンⅡはアルドステロンの分泌に必要なホルモンです

 

すなわち、血圧を上昇させる役割です」

 

血圧の上昇とは

 

血管の収縮によって起こります

 

血管とはホースのようなものです

ホースのイラスト

ホースの先をつまんで収縮させると

先からでる水の量は勢いよくなりますよね

 

このイメージで

血管収縮=血圧上昇

を理解しましょう!

 

 

  

 

4.成長ホルモン ─ 血糖値の上昇

成長ホルモンの役割をまとめると

  • 代謝促進
  • 血糖値上昇
  • カルシウム濃度の調整

 

成長にはエネルギーを使うので

血糖値の上昇も行っています!

 

 

 

 

状況設定問題1

Aさん(40歳男性)は最近口渇が強く、飲水量が増えた。毎日5L以上の水のような薄い排尿があり、夜間に何回も排尿に起きるようになったため病院を受診しホルモン分泌異常を指摘された。原因と考えられるホルモンが分泌される部位はどれか。

 

  1. 視床下部
  2. 下垂体後葉
  3. 甲状腺
  4. 副腎皮質

 

 

 

 

 

 

 

キーワードを探っていきましょう

 

  • 口渇
  • 飲水量が増えた
  • 毎日5L以上の水のような薄い排尿 =多尿
  • ホルモン分泌異常

 

 

 

このキーワードから考えられる病態は2つあります

 

  • 糖尿病
  • 抗利尿ホルモンの低下=尿崩症

  

 

糖尿病の自覚症状には「多尿と口渇」があります

糖を外に出そうと、尿量が増えるのです

といっても、5Lというのはかなり異常な量ですが

 

糖尿病というのは

インスリンの異常ですから

分泌する組織は膵臓になりますね

 

 

選択肢にはそれがないと

 

いうことで、この患者さんは

抗利尿ホルモン=バゾプレシンの低下

 

であることがわかります

 

 

すなわちバゾプレシンは下垂体後葉です

 

※実践では糖尿病も併せて患っている…ということもありえます

 

 

 

状況設定問題2

Bさん(37歳女性)は月経異常で病院を受診し、糖尿病および高血圧症と診断された。また、満月様顔貌や中心性肥満の身体所見がみられたため検査が行われ、ホルモン分泌異常と診断された。原因となるホルモンを分泌している臓器はどれか。

 

  1. 副甲状腺
  2. 副腎髄質
  3. 副腎皮質
  4. 卵巣

 

 

 

 

 

キーワードを抜き出していきます

  • 糖尿病=血糖値上昇
  • 高血圧
  • 満月様顔貌
  • 肥満

 

 

 

これはもうクッシング症候群にほかならないでしょう

 

すなわち

コルチゾールの過剰分泌

副腎皮質のホルモン分泌異常ですね

 

 

 

 

看護師さんは患者さんの状況を想定した問題もでます

 

基本的にはキーワードがありますので

 

キーワードにしっかり線を引いて

知識を思い出していきましょう!

  

 

 

 

  

他職種の問題も勉強になりますよ↓

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