【国試によく出る】骨形成と骨吸収のまとめ【臨床検査技師国家試験】

MT国家試験

近年、臨床検査技師国家試験によく出る

骨形成骨吸収というワード

これらについてまとめていきたいと思います!

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骨形成と骨吸収とは

 

骨形成は骨芽細胞が行う

骨形成はその名の通り、骨を作ることを意味します

骨形成を行うのは骨芽細胞です

 

この骨芽細胞はエストロゲン受容体を持っており

エストロゲンによって活性化されます

 

実は、閉経後の女性に骨粗鬆症が多い理由は、

エストロゲンの分泌低下によるものなんです

 

他には酵素として、骨型のアルカリホスファターゼを持っています

 

 

骨形成とは具体的には、

 

血中のカルシウムを骨に取り込むこと

 

と、いえます

 

そのため骨形成が進むと、血中のカルシウムは消費されます

 

 

骨吸収は破骨細胞が行う

骨粗しょう症のイラスト

吸収、という言葉が少し紛らわしいですが

骨吸収とは骨を溶かし血中にカルシウムを増やすこと

と、いえます

 

骨吸収は単に、骨を壊す目的ではなく

例えば、成長期などでは骨をどんどん体に合わせて

大きくする必要があります

 

そのためには、単に骨形成を行うだけでは

いびつな骨となってしまいますから

骨吸収によって、余分な骨を溶かして、

骨を作っていく必要があるわけですね

 

この一連の過程を、骨再構築(骨リモデリング)といいます

 

骨形成・骨吸収に関わるホルモン

形成は骨を作るため血中Caを下げる

吸収は骨を溶かして血中Caを上げる

でした、

 

血中Caを上下させるホルモンといえば!

 

カルシトニンパラソルモンです

※パラトルモンということもあります 

 

カルシトニンは甲状腺の傍濾胞細胞から分泌

 

パラソルモンは副甲状腺(=上皮小体)から分泌

 

 

Ca調節ホルモンの覚え方

カルシトニンは血中Caを下げます

カルシトニン…

カルシタニン...

カル 下 ニン で覚えましょう!

 

 

パラソルモンは血中Caを上げます↑

パラソル ☂ ↑

パラソルは上矢印!ということで

Caを上げる!

 

役割がどっちかすぐ忘れてしまう人は

こんな覚え方もいかがでしょうか?

 

 

「ビーチパラソル」の写真

骨形成マーカーと骨吸収マーカー

さて、ここからは国家試験に出題されやすい

マーカーについて解説していきます!

 

骨形成が起こると増える物質を骨形成マーカー

骨吸収が起こると増える物質を骨吸収マーカーと呼びます

 

骨形成マーカー

骨型アルカリホスファターゼ

オステオカルシン

プロコラーゲン・プロペプチド

 

骨吸収マーカー

デオキシピリジノリン

酒石酸抵抗性酸ホスファターゼ

コラーゲン・テロペプチド

 

【必見】骨吸収・骨形成 マーカーの覚え方!

まずは2種のホスファターゼについて

酸ホスファターゼは酸だから骨を溶かす=骨吸収

このように覚えましょう!

もう一方のアルカリホスファターゼは骨形成です

 

 

次に2種のコラーゲンペプチドです

プロコラーゲン・プロペプチド

プロ=前の という意味です(プロトロンビンなどもそうですね)

これから骨になる前のプロコラーゲン=骨形成

 

最後に、オステオカルシンとデオキシピリジノリジンですが…

オステオカルシンは骨芽細胞が分泌する=骨形成

これを覚えてしまいましょう!

 

ちなみにデオキシピリジノリジンはⅠ型コラーゲンに含まれており

骨が分解されると増えることになりますので、骨吸収マーカーとなります

 

まとめ

酸ホスファターゼは酸だから骨を溶かす=骨吸収

対して、アルカリホスファターゼは骨吸収

 

骨になる前のプロコラーゲン=骨形成

対して、テロコラーゲンは骨吸収

 

オステオカルシンは骨芽細胞が分泌する=骨形成

対して、デオキシピリジノリジンは骨が分解されて増える=骨吸収

 

 

骨吸収と骨形成のマーカーは以上の3項目をメインに覚えることをおすすめします!

第66回の国家試験では、午前午後の両方で骨マーカーに関する問題がありました

 

しっかりチェックしていきましょう!

ここまで読んで頂いてありがとうございます!

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