これだけは覚える消化酵素 【歯科衛生士・看護師 国試対応】

解剖学
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超基本:炭水化物・タンパク質・脂質の消化酵素!

消化の基本中の基本、消化酵素についてのまとめと例題です!

デンプンの消化酵素はどれか 【DH過去問】

a. ペプシン

b.リパーゼ

c. トリプシン

d. アミラーゼ

 

他の記事にもある通り、繰り返しになりますが

消化酵素について整理していきましょう!

ペプシン→ 胃液に含まれ酸性で働く、タンパクを分解

リパーゼ→ 膵液に含まれアルカリ性で働く、脂肪を分解

トリプシン→ 膵液に含まれアルカリ性で働く、タンパクを分解

アミラーゼ→ 唾液と膵液に含まれる、炭水化物(デンプン)を分解

 

この4種は消化酵素の基本であり、絶対抑えておくべきポイントです。

 

類似問題です

膵液のタンパク質分解酵素はどれか 【DH過去問】

a. ペプシン

b.リパーゼ

c. トリプシン

d. アミラーゼ

 

結局のところ基礎医学分野は、こういう似たような問題が出るんです。

一旦まとめますと、国家試験勉強に重要なのは

 

答え以外の選択肢にも目を向ける

 

できる限り問題の選択肢の文章や用語に解説をつけていく。

これが大事!

 

酵素と作用するものの組み合わせで正しいものはどれか【DH過去問】

a. ペプシン ー 脂肪

b.リパーゼ ー タンパク質

c. マルターゼ ー フルクトース

d. アミラーゼ ー デンプン

 

 

しつこいようですが繰り返すことで知識は必ず自然に定着します。

ペプシン→ 胃液に含まれ酸性で働く、タンパクを分解

リパーゼ→ 膵液に含まれアルカリ性で働く、脂肪を分解

マルターゼ → 腸液に含まれ、デンプンの分解産物である、マルトース1分子をグルコース2分子に分解して、吸収できる状態にする

アミラーゼ→ 唾液と膵液に含まれる、炭水化物(デンプン)を分解

 

あくまでも最重要は基本4種です。

ペプシン・トリプシン・リパーゼ・アミラーゼ

消化酵素四天王ですね。

 

看護師の国試問題もいきましょう。

 

栄養素と消化酵素の組み合わせで正しいのはどれか【看護師過去問】

  1. 炭水化物  ー リパーゼ
  2. タンパク質 ー トリプシン
  3. 脂肪    ー アミラーゼ
  4. ビタミン  ー ペプチダーゼ

 

実際にノートやルーズリーフに書いて、誤っている部分を正しいものに直す作業をするとより記憶の定着には効果的です。

  1. 炭水化物  ー リパーゼ アミラーゼ →唾液と膵液
  2. タンパク質 ー トリプシン→膵液の酵素、他には胃のペプシンもある
  3. 脂肪    ー アミラーゼ リパーゼ→膵液の酵素、胆汁の乳化で手助け
  4. ビタミン  ー ペプチダーゼ ビタミンはそもそも消化の必要は基本的にない。

ペプチダーゼとは、タンパク質の分解でできた産物、ペプチドをアミノ酸に更に分解する酵素で、小腸液などに含まれます。

 

まとめ

ポイントは基本のものは絶対に忘れないよう覚えること。


基本さえ覚えておけば、消去法で解ける問題も出てくるのです。


知らない単語が出てきても動揺せずに、まずは覚えている知識で正誤判定をしていくこと!

 

これは国家試験において大変重要なポイントになりますので覚えておきましょう!

コツコツ毎日積み重ねれば知識は必ず定着しますよ。ではでは!

 

 

 

胆汁についての例題です

 

胃の役割と消化についてです

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