今回はホルモンの中でも
- 忘れてしまいがち
- あれ?どっちだっけ?
と、なりがちな部分に絞って解説していきます!!
あれ?どっちだっけ?というポイントにこの赤ちゃんがでてきます
カルシトニンとパラトルモン
・カルシトニンは甲状腺の傍濾胞細胞から分泌
・パラトルモンは副甲状腺(=上皮小体)から分泌
分泌する臓器は何度もやっているうちに覚えていくしかありません
問題は役割の方
カルシトニンとパラトルモン
血中カルシウムの濃度を上げるか、下げるか
どちらかすぐパッと出てきますか?
カルシウムを上げ下げするホルモンの覚え方
・カルシトニン は カルした(↓)ニン
・パラトルモンはパラソル(☂↑)モン
カルシトニン… カルシタニン… カルシウム下↓
パラトルモン… パラソルモン… パラソルは上矢印… カルシウム↑
かなりこじつけですが、一回覚えてしまうと絶対忘れませんよ!
↓ホルモンの詳しい解説はこちらの記事でしています
T3とT4
甲状腺ホルモンは大きく2種類あり
- T3はトリヨードサイロニン
- T4はサイロキシン
トリ というのはTri 3を意味する言葉です
triangle:トライアングル=三角形
trio:トリオ=三人組
ATP:アデノシン3リン酸
など出てくる場面は多いですね
甲状腺ホルモンはヨード(I)を含むホルモンです
T3, T4の数字は、ヨード原子がいくつ入っているかを表しているのです
ということで
トリヨードは3つのヨード原子が入っている、T3というわけです
血中の割合が高いのはT4(サイロキシン)です
↓甲状腺ホルモンをもっと勉強したい方はこちらから!
副腎髄質・アドレナリン
副腎髄質ホルモンって何があった?
アドレナリンって髄質と皮質どっちだっけ?
ゴロというよりも
イメージになります
国試勉強の知識はイメージが大事です!!!
副腎髄質ホルモンの重要関連事項
副腎はおまんじゅうです
髄質というのは あんこ の部分
その髄質から分泌されるのが
アドレナリン・ドーパミンなど
まとめてカテコラミンといいます
さて、このドーパミンやアドレナリンが
脳の黒質という部分で減少してしまう病気がパーキンソン病です
一方で、カテコラミンが過剰になり
尿中にその代謝産物であるVMA(バニリルマンデル酸)
が排出されると、黒色尿となります
このように、カテコラミンというのは
黒 というのが一つのキーワードになっていることがわかります
- 副腎はおまんじゅう、中のあんこが髄質
- あんこは黒い、黒質、黒色尿
- アドレナリン、ドーパミンなどのカテコラミン
このように!一つのイメージをもつと
複数の病態や、関連事項にも繋がってくるということは意外と多いです
※もちろん人によってイメージの違いはあるので無理にこの方法で覚える必要はありません。
※ゴロもそうですが、いいかも!と思ったものだけ使えばよいのです
下垂体後葉ホルモン:ゴロで覚えよう
下垂体後葉ホルモンってなんだっけ?
前葉ホルモンはなんだっけ?
その疑問はこちらのゴロで解決です
↓ぜひ見てみてください!
↓後葉ホルモンの役割はこちらから
ホルモンは医療系では避けては通れない知識です
どの職業でも必須知識なのでできるだけ
イメージを頭に残すように覚えていきましょう!
ではでは!
コメント