交感神経・副交感神経 国試問題詰め合わせ【理学療法士、看護師、歯科衛生士】

自律神経

交感神経と副交感神経についての問題を詰め合わせていきたいと思います!

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交感神経と副交感神経の作用の見分け方

まず交感神経と副交感神経の作用の見分け方について

よくわからない方はこちらを必ず見てください。

 

基本的な考え方として

 

交感神経:闘争と緊張

緊張している男性のイラスト

副交感神経:リラックス

リラックスしている女の子のイ子のラスト

これが原則となります。

 

副交感神経の活動が亢進すると起こるのはどれか【DH】

  1. 瞳孔散大
  2. 発汗増加
  3. 心拍数増加
  4. 胃酸分泌亢進

 

まず選択肢を見て、「緊張・闘争」なのか、「リラックス」なのかを判断!

 

  1. 瞳孔散大 →カッとなる時→交感
  2. 発汗増加  →緊張で汗をかく→交感
  3. 心拍数増加 →ドキドキする→交感
  4. 胃酸分泌亢進  →消化が進む→副交感

 

消化の亢進は副交感神経ですね!

 

交感神経の緊張状態はどれか【看護師】

  1. 瞳孔の収縮 →瞳が縮む→眠い→副交感
  2. 気管支の収縮 →気管支が縮み細くなる→呼吸がゆっくり→副交感
  3. 心拍数の減少 →落ち着いている→副交感
  4. 末梢血管の収縮 →血管が縮む→血圧があがる興奮状態→交感

 

ここでのポイントは

気管支と血管は、交感・副交感で逆の動きをする。ですね

交感神経優位:気管支は弛緩、血管は収縮

副交感神経優位:気管支は収縮、血管は弛緩・拡張

 

副交感神経の作用はどれか、2つ選べ【看護】

  1. 瞳孔の散大
  2. 発汗の促進
  3. 心拍数の低下
  4. 気管支の拡張
  5. 消化液の分泌亢進

 

もう慣れてきたと思いますがしっかり確認しましょう!

 

  1. 瞳孔の散大→カッとなる→交感
  2. 発汗の促進→緊張で汗がでる→交感
  3. 心拍数の低下→リラックス→副交感
  4. 気管支の拡張→怒りや緊張で酸素たくさん吸うため→交感
  5. 消化液の分泌亢進→消化亢進は副交感

 

副交感神経の作用はどれか【PT】

  1. 心拍数の増加
  2. 涙液の分泌抑制
  3. 膵液の分泌抑制
  4. 内肛門括約筋の収縮
  5. 気管支の収縮

 

ややわかりにくい選択肢があります

わかりやすいものから見ていきましょう

まずわかりやすい選択肢から判断していくのは国試攻略の鉄則です

 

  1. 心拍数の増加→ドキドキ→交感
  2. 涙液の分泌抑制
  3. 膵液の分泌抑制→消化抑える→交感
  4. 内肛門括約筋の収縮
  5. 気管支の収縮→気管支細くなる、酸素少なめでOK→副交感

 

ということでわかりやすいものを判断するだけで答えは5番だということがわかりましたね。

ここで、2と4を無視はせず、しっかりなぜかを考えていきましょう!

 2.涙液の分泌抑制

基本的に涙が出るのは副交感神経の作用です

怒りや緊張(交感神経)では涙は抑制されます

 

 4.内肛門括約筋の収縮

これは排便に関する筋肉です。

少し細かい話になりますが、看護師さんや理学療法士さんの場合は必要な知識なので覚えておきましょう。

便が出る時の動きについて説明していきます。

排便の流れ

(直腸)

内肛門括約筋)←交感:収縮(便を止める)、副交感:弛緩(排便)

外肛門括約筋)←自律神経支配ではない(自分の意思で動かせる)

(肛門)

 

便というのは直腸から肛門へ出ていくわけですが

それに関わっている筋肉が内・外 肛門括約筋です。

重要なのは、内肛門括約筋は自律神経に左右されるということ。

消化と同じように考えることができます

副交感神経優位→消化が進む→便を出したい→内肛門括約筋はゆるむ

交感神経優位→消化は抑制→便を出さない→内肛門括約筋が収縮

 

そして外肛門括約筋は自分の意思で、出そうと思った時に緩ませる、出したくないときには収縮させる。というわけです。

 

交感神経系の緊張で弛緩するのはどれか【看護師】

  1. 立毛筋
  2. 瞳孔散大筋
  3. 膀胱括約筋
  4. 気管支平滑筋

自律神経系と筋肉の動きについてしっかり選択肢を見ていきましょう!

 

  1. 立毛筋→弛緩→リラックス状態→副交感なので✕。交感神経の場合、猫の毛が逆立つように収縮する。
  2. 瞳孔散大筋→弛緩すると瞳孔が縮む→副交感なので✕。収縮すると瞳孔が開く、この場合は交感。
  3. 膀胱括約筋→別名を内尿道括約筋という。収縮は蓄尿、弛緩は排尿で覚える。今聞いているのは弛緩のことで、副交感神経の緊張なので✕。
  4. 気管支平滑筋→収縮すると気管支は縮む→これは副交感の作用なので→弛緩する場合は交感神経である○

筋肉の話となるとまた少し難しいですが、何回も読み直したりして理解できるようにしましょう!

まとめるとこんな感じ

  1. 立毛筋:交感-収縮-毛が逆立つ、副交感-弛緩    
  2. 瞳孔散大筋 :交感-収縮(瞳孔開く)、副交感-弛緩   
  3. 膀胱括約筋 :交感-収縮(蓄尿)、副交感-弛緩(排尿)  
  4. 気管支平滑筋 :交感-弛緩、副交感-収縮   

気管支は感覚的に逆に考えがちなので注意です。

最後に1問いっておきましょう!

副交感神経の作用で収縮する筋肉はどれか【PT】

  1. 立毛筋
  2. 血管平滑筋
  3. 瞳孔散大筋
  4. 排尿筋
  5. 内肛門括約筋

 

これまでのまとめのような問題ですね。

 

  1. 立毛筋:副交感-弛緩
  2. 血管平滑筋:副交感-弛緩
  3. 瞳孔散大筋:副交感-弛緩
  4. 排尿筋:副交感:収縮(下で解説します)
  5. 内肛門括約筋:副交感-弛緩(排便)

答えは4番の排尿筋なのですが、注意してほしいことがあります。

先程の問題で出てきた

膀胱括約筋と排尿筋は逆の動きをするのです。

膀胱括約筋: 交感-収縮(蓄尿)、副交感-弛緩(排尿)  

膀胱括約筋=内尿道括約筋→尿道の筋肉と思ってください

おしっこを我慢(交感優位)する時、収縮して、尿が漏れないようにするイメージ

 

排尿筋: 交感-弛緩(蓄尿)、副交感-収縮(排尿)  

排尿筋=膀胱平滑筋=膀胱の壁

おしっこを我慢(交感優位)する時、弛緩して、膀胱をふくらませるイメージ

考え方としては、交感で蓄尿、副交感で排尿 というのが基本です。

 

排尿に使う筋肉と自律神経のまとめ

蓄尿するためには

膀胱壁(排尿筋、膀胱平滑筋)は弛緩して膨らみ尿を溜める必要がある

膀胱括約筋(尿道筋)は収縮して尿が漏れないように止める

 

排尿するためには

膀胱壁(排尿筋、膀胱平滑筋)は収縮して袋の中身を出す

膀胱括約筋(尿道筋)は収縮して尿を流れるようにする

 

排尿と排便は使う筋肉の動きがやや複雑になっていますので

文章問題だけで考えると難しいものとなっています。

 

交感神経と副交感神経の問題について、

難しかった問題はノートなどに書き写してまとめてみてほしいと思います!

 

ではでは!

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