ゴロ合わせを覚えるコツは
- 実際に口に出しながら書くこと
- 頭文字を書いてから、ちゃんと正式名を書いていくこと
- 最低これを3日間繰り返す
これでかなり頭に残ります
とにかく覚えれば覚えるほど問題は解けます
やってみましょう!!
ゴロ合わせ:必須アミノ酸
風呂場イスひとりじめ
ふろばいすひとりじめ
ふ:フェニルアラニン
ろ:ロイシン
ば:バリン
い:イソロイシン
す:スレオニン
ひ:ヒスチジン
と:トリプトファン
りじ:リジン
め:メチオニン
必須アミノ酸とは
身体の中で合成できず、食物から取る必要のあるアミノ酸です
栄養学的に重要な役割を果たします
塩基性アミノ酸・酸性アミノ酸
火蟻(ヒアリ)
ヒ:ヒスチジン
ア:アルギニン
リ:リジン
塩基性アミノ酸は等電点が高いという特徴があります
※等電点とは水に溶けたときの荷電がゼロになるpH
ちなみに
酸性アミノ酸は
- グルタミン酸
- アスパラギン酸
酸がついているので酸性、めちゃくちゃわかりやすいですね
酸性なので等電点(pH)は低い!
含硫アミノ酸
巌流島でメシ
巌流:含硫アミノ酸
メ:メチオニン
シ:システイン
構造式に硫黄を含むアミノ酸です!
分岐鎖アミノ酸
分岐酸アミノ酸というのは別名BCAAといい
筋肉のメインの材料となるアミノ酸です
実際に筋トレ用のプロテインなどにも多く含まれています
- バリン
- ロイシン
- イソロイシン
分岐鎖とは構造式にすると枝分かれしているという意味です
ゴロではないのですが覚え方として….
バリン・ロイシン・イソロイシン
バリン・ロイシン・イソロイシン
バリン・ロイシン・イソロイシン
これを10回唱えると、もう分岐鎖アミノ酸は頭に入っています!
ぜひ口に出してやってみてください!
芳香族アミノ酸
芳香族アミノ酸は
構造式の中に、ベンゼン環(フェニルアラニンとチロシン)
もしくはインドール環を含む(トリプトファン)
構造式を調べてみると、六角形を含んでいることがわかります
芳香族アミノ酸は
フェットチーネ
- フェニルアラニン
- トリプトファン
- チロシン
この3種類です!
アミノ酸について正しいのはどれか【臨床検査技師 国試より】
- リジンは中性アミノ酸である
- グリシンは不斉炭素原子をもつ
- システインは必須アミノ酸である
- トリプトファンはインドール核をもつ
- アスパラギン酸は塩基性アミノ酸である
1.リジンは中性アミノ酸である
リジンは、塩基性アミノ酸!
ヒアリ(ヒスチジン・アルギニン・リジン)
2.グリシンは不斉炭素原子をもつもたない
これは細かい構造の話になるのであまり覚えなくてもいいのですが
不斉炭素とは炭素原子と結合している分子(または原子)が
全て別々のものであるということです
グリシンは炭素に水素原子が2つ結合しており
不斉炭素はありません
※グリシン以外のアミノ酸は全て不斉炭素を持っていると言えます
3.システインは必須アミノ酸である
システインは
必須アミノ酸のゴロ:フロバイスヒトリジメ
の中には含まれていません!
4.トリプトファンはインドール核をもつ
正しい。芳香族アミノ酸のうち、トリプトファンはインドール環
フェニルアラニンやチロシンはベンゼン環をもつ
覚え方は
フェットチーネ
5.アスパラギン酸は塩基性アミノ酸である
酸がついているのは酸性アミノ酸!
ちなみに、グルタミン・アスパラギンという
酸のついていないアミノ酸も存在するので注意
人体を構成する20種類のアミノ酸の分類は
ゴロ合わせを使ってなんとか覚えてしまいましょう!!
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芳香族アミノ酸であるチロシンは
アドレナリンやドーパミンを作る材料となります
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