2021年度国家試験に新型コロナウイルスは出るのか?【医療系国家試験】

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国試かけこみ寺です!

 

2019年から、猛威を振るう新型コロナウイルスCOVID-19ですが

 

医療系国家試験でコロナに関する問題は出てくるのか?

受験生にとっては非常に気になるところですよね。

「採用と辞表ばかりで困る人事の女性」の写真[モデル:Lala]

 

 

結論から言うと、

新型コロナウイルスに関する詳細な問題が出る可能性は限りなく低いです

というのも、国家試験では明らかになっていないことは出せないですし

情報が新しすぎて試験としては出せないんですね

  

新型コロナウイルスに関しては不明点が多いので

直接的な知識を問う問題は出ないと言ってよいと思います

ただし、新型コロナウイルスに関連する事項として

チェックすべきことがあります!

 

そこで今回は、2021年度以降に狙われる可能性のある

新型コロナウイルスに関連する知識

について、わかりやすく解説していきたいと思います!

(特に、臨床検査技師国家試験を想定しています

 

 

※ 本記事は国家試験における必要知識を個人的見解から予測して述べたものです

新型コロナウイルス COVID-19に関しての詳しい情報は

厚生労働省HPをご参照ください

新型コロナウイルス感染症について

  

 

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コロナウイルスに関連する知識

ウイルスは大きな分類としては

DNAウイルスRNAウイルスに分けられます

 

コロナウイルスはRNAウイルスに分類されます

 

国家試験的にはDNAウイルスの代表的なものを覚えたほうが

効率が良いです(ざっくりDNAウイルス以外はRNAウイルスと覚えてもよい)

国家試験によく出るDNAウイルスのゴロ合わせはこちらから↓

  

 

国家試験に問われるコロナウイルスは以下の3種です

  • ヒトコロナウイルスー風邪症候群
  • SARSコロナウイルスー重症呼吸器症候群(SARS)
  • MERSコロナウイルスー中東呼吸器症候群(MERS)

今回の新型コロナウイルスCOVID-19も重症化すれば

呼吸器に障害を引き起こすことは知られていますが

いわゆる風邪の原因として通常のヒトコロナウイルスがあり

(他に、風邪の原因として多いのはライノウイルスもあります)

 

SARS, MERSは過去に話題となった

重篤な呼吸器疾患を引き起こすウイルスです

 

基本情報としてはここを押さえておきましょう

 

実際の過去問として以下のような問題があります

MT54-PM75:正しい組み合わせはどれか

1.エコーウイルスー肺炎

2.コクサッキーウイルスー伝染性紅斑

3.コロナウイルスー 重症急性呼吸器症候群(SARS)

4.ライノウイルスーヘルパンギーナ

5.ロタウイルスー狂犬病 

 

現状、問題に出てきているのはこのような形です

※正解は3です

 

国家試験における重要情報

SARS、MERSは2類感染症である

感染症の分類は公衆衛生分野で必須知識です

2類感染症は6つあります

  • SARS
  • MERS
  • 鳥インフルエンザ
  • 結核
  • ジフテリア
  • ポリオ

上から4つは呼吸器疾患であるというのは一つのポイントです

 

SARSとMERSの感染様式について

SARS飛沫感染、接触感染

MERS:人畜共通感染症飛沫感染、接触感染

MERSは中東で、ラクダからヒトへの感染があるとされます

飛沫・接触感染というのは大半のウイルス感染では共通です

  

ここから派生知識として重要なのは

最も危険な感染様式である、空気感染です

  • 結核
  • 水痘
  • 麻疹

※ 結核はウイルスでなく菌です

空気感染するこの3つは必ず覚えておくべき知識です

 

他には、血液感染・STD(性感染症)では

  • HIV (ヒト免疫不全ウイルス)
  • HBV (B型肝炎ウイルス)
  • HCV (C型肝炎ウイルス)
  • 梅毒

を覚えておきましょう

※梅毒はウイルスではなく菌です

 

PCR関連の知識

次に、臨床検査技師の知名度を一気に高めたPCRについてです

新型コロナウイルスの影響がなければ

PCRという言葉自体、ほとんどの人が知らないままだったのではないでしょうか

 

このことからコロナウイルス関連よりも

PCRに関する知識が問われる可能性は高いと言えそうです

 

現に、近年の国家試験では遺伝子解析に関する問題は増えており

非常に細かいところを聞いてくる問題も出てきています

 

今回の記事では、全てを解説することはできませんので

例えば、PCRについてはどのような問題が出ているのか

例題を見ていきたいと思います

  

MT65-PM9:PCR 産物のアガロースゲル電気泳動で非特異的なバンドが見られた場合、対応法として試みるべきなのはどれか。


1.サイクル数を増やす。
2.Mg2+ の濃度を上げる。
3.サンプルの量を増やす。
4.プライマーの量を増やす。
5.アニーリング温度を上げる。

 

まさしくPCRの手法の問題です

PCR反応は温度が非常に重要で、意外と非特異反応も起きやすいんですね

 

特に非特異反応が起こる可能性があるのは

アニーリング=目的配列へのプライマーの結合

で、温度によっては目的以外の配列に結合することもあり

これが非特異反応の原因となります

 

PCRの非特異反応を抑えるのは

5.アニーリング温度を上げる。

が、正解になります

 

また、プライマーにはアニーリングの目安の温度であるTm値というのがあります

Tm値とはDNAの半分が変性する温度で、プライマーのTm値を目安として

アニーリング温度を設定します(大体60℃±6℃くらいが目安)

 

そしてTm値は配列のGC比が高いほど高くなります

これは相補的塩基対において、

・GCは3つの水素結合をしているからです

一方で

ATは2つの水素結合しかないため

GCが多い配列のほうが、二本鎖DNA中の塩基の結合が強いといえます

 

このように関連知識を繋げて勉強していくのがポイントです

 

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まとめ

・新型コロナウイルスの流行は国試問題に直接の影響を与えない

関連知識として覚えておくべきなのは

コロナウイルスはRNAウイルスである

・代表的なDNAウイルスはチェックしておこう

・国試レベルで必要なのは下記の3種

  • ヒトコロナウイルスー風邪症候群
  • SARSコロナウイルスー重症呼吸器症候群(SARS)
  • MERSコロナウイルスー中東呼吸器症候群(MERS)

・SARS, MERSは2類感染症である!(他も要チェック)

・PCR検査についてはコロナに関わらず、近年の重要度は高まっている!

・PCR検査のみならず、遺伝子解析の手法はチェックしよう

 

以上になります!

 

今後、遺伝子関連の問題解説を集めた記事も作成予定です

他にも国試勉強に役立つ記事を増やしていきますので

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ここまで読んで頂きありがとうございました!

 

↓とりあえずゴロ合わせを見てみたい方はこちらからどうぞ!

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