医療系国家試験の解説サイト
国試かけこみ寺です!
平成30年2月21日(水)
に実施された
第64回臨床検査技師国家試験問題について
一部の分野をわかりやすく解説していきます!
問題(+別冊)と解答は厚生労働省のHPで公開されています
※以下の問題の出典は全て、厚生労働省のホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-07.html)で公開している問題を引用しています。
問題に対する解説は国試かけこみ寺のオリジナルとなります。
MT64-PM21 フローボリューム曲線(別冊No.3)を別に示す。考えられる疾患はどれか。
- 脊椎後弯
- 特発性肺線維症
- 肥満低換気症候群
- 慢性閉塞性肺疾患
- 筋萎縮性即索硬化症(ALS)
答えから言ってしまうと、4.慢性閉塞性肺疾患 =COPD になります
実はこの図、第65回の問題でも出ています
MT65-PM21 フローボリューム曲線(別冊No. 3)を別に示す。
肺線維症はどれか。
この問題に出てきている、A~Eのフローボリューム曲線は国試で覚えるべき超重要なものです!
- A:健常者
- B:気管支喘息など
- C:肺線維症
- D:COPD
- E:上気道狭窄(気管狭窄)
喘息やCOPDは縦軸の1秒率が低下する、閉塞性疾患です
↓他の図について、なぜこのような図になるのか、解釈の仕方を下記の記事で詳しく解説しています。各疾患のフローボリュームパターンをしっかり勉強したい方はこちらへどうぞ!
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